Coffee Days

ブラジル ショコラの味と特徴ミディアムのカカオ、ハイのナッツとバター感

ブラジル ショコラで感じたカカオとナッツの香味を表すイメージ

ブラジル ショコラは、チョコレートやナッツを思わせる風味にちなんで名付けられたブラジル産のコーヒー豆です。

珈琲問屋のブラジル ショコラをミディアムとハイの2つの焙煎でカッピングしたところ、ミディアムではカカオの甘みとスパイスの香り、シルキーでシロップのような口あたりが感じられました。一方、ハイではヘーゼルナッツの香りと、マンデリンを思わせる濃いバター感やオイル感が際立ちます。

カカオの甘みとなめらかな口あたりを楽しみたいならミディアム。ナッツの香りと濃いバター感が気になるならハイ。ミディアムのラテは、ティラミスを思わせる味わいでした。

ブラジル ショコラとは?名前の意味と風味

ショコラという名前は、チョコレートやナッツを思わせる風味に由来します。味の個性にちなんだコーヒー豆の銘柄名です。

今回飲んだ珈琲問屋のショコラは、ブラジルのサンコーヒー生産者組合に属する20農園から、チョコレートやナッツ系の風味の豆を選定したものとして紹介されています。

ミディアムとハイを5つの味で比較

ミディアムとハイの香味をカッピングで確かめ、酸味・苦み・甘み・コク・香りの強さを整理しました。

TASTE PROFILE

強さの輪郭を、重ねて見る。

ブラジル ショコラのミディアムとハイの味の強さ5点満点の強さ。中心0、外周5。ミディアムは実線と丸、ハイは破線とひし形。全10点の数値は直後の表にあります。135酸味苦み甘みコク香り
● 実線:ミディアム◆ 破線:ハイ

5点満点で感じた味・香りの強さ。中心が0、外周が5です。

2つの実飲記録を重ねて表示。

感じた強さミディアムハイ
酸味33
苦み33
甘み44
コク34
香り34

酸味3、苦み3、甘み4の点数はどちらも同じ。ただ、私にはミディアムのほうが苦みが抑えられ、カカオの甘みをはっきりと感じられました。ハイはコクと香りが4で、ナッツの香りと濃いバター感が印象に残っています。

ミディアム:スパイスの香りとカカオの甘み

花形の皿に入ったミディアムのブラジル ショコラの豆
ミディアム

ミディアムでは、クローブやジンジャーを思わせるスパイスの香りを感じました。

ミディアムでも酸味は控えめに感じられ、カカオのような甘みがはっきりと出ていました。

口あたりはシルキーで、少しとろりとしたシロップのよう。ハイの濃いオイル感・バター感とは違う、上品な飲み口でした。

ハイ:ナッツの香りと濃いバター感

保存瓶から広がるハイのブラジル ショコラの豆
ハイ

ハイでは、ヘーゼルナッツやピスタチオの香りを感じました。

味では、ショコラのような豊かな甘みとナッツのようなコク。とくに印象的だったのは、マンデリンを思わせる濃いオイル感・バター感です。

花形の皿に入ったハイのブラジル ショコラの豆
ハイを上から見たところ

舌触りはシルキーで、オイリーなテクスチャーが甘く舌を包み込むようでした。

エスプレッソ・ラテ/ミルクとの相性

エスプレッソやミルクと合わせたときにも、焙煎度ごとに異なる魅力があります。

ミディアムのエスプレッソでは、カカオのような甘みとマスカルポーネを思わせる上品な酸味のバランスを感じました。山椒のような柑橘系のフレーバーもあります。

ラテにすると、ティラミスのような味わいに。カカオの甘みと酸味の組み合わせも楽しめました。

ハイにミルクを合わせると、ナッツの風味とバター感がよく合って、渋カッコイイ味に。キャラメルやピーナッツバターのようなフレーバーを感じました。

どちらの焙煎を選ぶか

私なら、カカオの甘みを楽しみたいときはミディアム、ナッツの香りとバター感が気になるときはハイを選びます。ブラックでの口あたりに加えて、ミルクを合わせたときの風味も選ぶ手がかりになります。

焙煎選ぶときの手がかり
ミディアムカカオの甘み、クローブ・ジンジャーの香り、シロップのような上品な口あたり。ラテはティラミスのような印象
ハイヘーゼルナッツ・ピスタチオの香りと濃いバター感。ミルクと合わせるとキャラメル・ピーナッツバターのような風味

豆の情報と購入前の確認

ブラジル ショコラの豆の情報です。

項目内容
生産国・地域ブラジル、ミナス・ジェライス州サント・アントニオ・ド・アンパロ
生産者サンコーヒー生産者組合(20農園)
品種ムンドノーボ、カトゥアイ、カトゥカイ
規格No.2
精製方法ナチュラル(コーヒーの精製方法の解説)
標高1,000〜1,100m

2026年10月8日に確認した商品ページは在庫切れでした。在庫と選べる焙煎は、珈琲問屋の商品ページ で確認できます。

この記事を書いた人

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元バリスタ・ホームバリスタ

複数のカフェ・喫茶店で働いた元バリスタ。社内バリスタコンテストへの出場、自宅でのカフェ開業、海外のカフェ巡りやSCAJへの参加を経験。いまは自宅でハンドドリップ、フレンチプレス、エアロプレス、エスプレッソを楽しみながら、豆の味や一杯の背景を探っています。

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