
ブラジル ショコラは、チョコレートやナッツを思わせる風味にちなんで名付けられたブラジル産のコーヒー豆です。
珈琲問屋のブラジル ショコラをミディアムとハイの2つの焙煎でカッピングしたところ、ミディアムではカカオの甘みとスパイスの香り、シルキーでシロップのような口あたりが感じられました。一方、ハイではヘーゼルナッツの香りと、マンデリンを思わせる濃いバター感やオイル感が際立ちます。
カカオの甘みとなめらかな口あたりを楽しみたいならミディアム。ナッツの香りと濃いバター感が気になるならハイ。ミディアムのラテは、ティラミスを思わせる味わいでした。
ブラジル ショコラとは?名前の意味と風味
ショコラという名前は、チョコレートやナッツを思わせる風味に由来します。味の個性にちなんだコーヒー豆の銘柄名です。
今回飲んだ珈琲問屋のショコラは、ブラジルのサンコーヒー生産者組合に属する20農園から、チョコレートやナッツ系の風味の豆を選定したものとして紹介されています。
ミディアムとハイを5つの味で比較
ミディアムとハイの香味をカッピングで確かめ、酸味・苦み・甘み・コク・香りの強さを整理しました。
強さの輪郭を、重ねて見る。
5点満点で感じた味・香りの強さ。中心が0、外周が5です。
2つの実飲記録を重ねて表示。
| 感じた強さ | ミディアム | ハイ |
|---|---|---|
| 酸味 | 3 | 3 |
| 苦み | 3 | 3 |
| 甘み | 4 | 4 |
| コク | 3 | 4 |
| 香り | 3 | 4 |
酸味3、苦み3、甘み4の点数はどちらも同じ。ただ、私にはミディアムのほうが苦みが抑えられ、カカオの甘みをはっきりと感じられました。ハイはコクと香りが4で、ナッツの香りと濃いバター感が印象に残っています。
ミディアム:スパイスの香りとカカオの甘み

ミディアムでは、クローブやジンジャーを思わせるスパイスの香りを感じました。
ミディアムでも酸味は控えめに感じられ、カカオのような甘みがはっきりと出ていました。
口あたりはシルキーで、少しとろりとしたシロップのよう。ハイの濃いオイル感・バター感とは違う、上品な飲み口でした。
ハイ:ナッツの香りと濃いバター感

ハイでは、ヘーゼルナッツやピスタチオの香りを感じました。
味では、ショコラのような豊かな甘みとナッツのようなコク。とくに印象的だったのは、マンデリンを思わせる濃いオイル感・バター感です。

舌触りはシルキーで、オイリーなテクスチャーが甘く舌を包み込むようでした。
エスプレッソ・ラテ/ミルクとの相性
エスプレッソやミルクと合わせたときにも、焙煎度ごとに異なる魅力があります。
ミディアムのエスプレッソでは、カカオのような甘みとマスカルポーネを思わせる上品な酸味のバランスを感じました。山椒のような柑橘系のフレーバーもあります。
ラテにすると、ティラミスのような味わいに。カカオの甘みと酸味の組み合わせも楽しめました。
ハイにミルクを合わせると、ナッツの風味とバター感がよく合って、渋カッコイイ味に。キャラメルやピーナッツバターのようなフレーバーを感じました。
どちらの焙煎を選ぶか
私なら、カカオの甘みを楽しみたいときはミディアム、ナッツの香りとバター感が気になるときはハイを選びます。ブラックでの口あたりに加えて、ミルクを合わせたときの風味も選ぶ手がかりになります。
| 焙煎 | 選ぶときの手がかり |
|---|---|
| ミディアム | カカオの甘み、クローブ・ジンジャーの香り、シロップのような上品な口あたり。ラテはティラミスのような印象 |
| ハイ | ヘーゼルナッツ・ピスタチオの香りと濃いバター感。ミルクと合わせるとキャラメル・ピーナッツバターのような風味 |
豆の情報と購入前の確認
ブラジル ショコラの豆の情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生産国・地域 | ブラジル、ミナス・ジェライス州サント・アントニオ・ド・アンパロ |
| 生産者 | サンコーヒー生産者組合(20農園) |
| 品種 | ムンドノーボ、カトゥアイ、カトゥカイ |
| 規格 | No.2 |
| 精製方法 | ナチュラル(コーヒーの精製方法の解説) |
| 標高 | 1,000〜1,100m |
2026年10月8日に確認した商品ページは在庫切れでした。在庫と選べる焙煎は、珈琲問屋の商品ページ で確認できます。